香川県でいじめについて考えるための「いじめゼロ子どもサミット」が開催され、県内の小中学生が約250人集まったとNHKウェブニュースが報じています。
会場になった高松市のホールに集まった小中学生は、いじめる側の子といじめられる側の子に対して、自分たちが何を出来るかについて話し合いました。
話し合いの中で、同級生に対して馬鹿にするなどの嫌がらせをしたことがある生徒のいたグループでは「短所を指摘するのではなく、長所を見つけて認め合うべきだ」などの意見が出ていたようです。
サミットの終わりに中学3年生の真鍋さんが「いじめがなくなるように、周りで起きていることに目を逸らさずに勇気を出してほしい」と呼びかけました。
香川県教育委員会の小柳和代課長補佐は「いじめの報告件数は減少しているが、認識出来ていないいじめが存在している可能性があるので、安心せずに教育現場と連携していじめ問題に取り組んでいきたい」と語っていたそうです。